Kailh choc V2を使って薄型キーボードを作ろうと考えています。
おしゃれは足元から。薄型キーボードはキーキャップから(?)ということで、Low ProfileキーボードであるKeychron K3のキーキャップだけ買ってみました。商品名はKeychron K3 Keycap Set。こちらで購入できます。

全体的に2色のグレーでまとまっています。オレンジ色のEscキーがアクセントになっています。
下段の右側はキーが足りないように見えますが、元々こうなってます。本家の写真と比較すると過不足ないことが分かります。

キーの上側というか奥行側が薄くて、手前側が厚くなっています。すべてのキーで同様です。
こういうのDSAプロファイルっていうのかな。違うかな。

Cherry MX互換。真ん中が低くなっていて、左右にせり上がる形状です。なかなか薄いです。

手触りは少しだけマットな感じでしょうか。ABS樹脂製だそうです。

横長のキーにはスタビライザを取り付けできるようになっています。ちょっと気になったのは右シフトキーとCaps lock。これらだけ左右のスタビライザ取り付け部分の形状が他と異なります。Cherry MXでは普通なんでしょうか。詳しくないので分かりません。

基板に乗せてみました。スイッチはKailh choc V2です。基板も紹介したいですね。後日。

手元にあった普通のキーキャップと比較。ほら薄いでしょって言おうと思ったら、そうでもなさそう・・

定規で測ってみました。スイッチの黒い部分の上面からキーキャップの一番高いところ。つまりトッププレートを取り付けた場合にトッププレートの上に出る部分の高さ想定です。

  • Keychron K3 一番厚手のところで約9mm
  • 普通のキーキャップも約9mm
  • Kailh choc(v2じゃない方)のキーキャップは約8mm

なんと、特に薄型ではなかったという結論になりました。普通のキーキャップと比較すると確かに薄いのですが、スカートに例えると丈が短いだけです。腰の位置は変わらないので、キーボードが薄くなるかというと、ならないです。

それでもKailh choc V2には良き


Kailh choc V2じゃない方(便宜的にV1)は独自の形状のためキーキャップの選択肢が少なく、個人的にはこの点が不満です。
Kailh choc V2は V1と同様に薄型で、しかも Cherry MX互換なのでいろんなキーキャップが使えます。しかし、普通のキーキャップを使うと裾がトッププレートにぶつかります。このためロープロファイルキーキャップが必要です。
ロープロファイルのキーキャップは意外と少なく、ちょっと残念です。そんな中、まあまあ質感の良いKeychron K3のキーキャップセットは貴重な存在と思います。
価格は$20です(送料別)。

最後にサイズを

寸法図を見つけられなかったので自分で測りました。普通の定規なので参考程度にどうぞ。

  • 幅と奥行きは16mm、表面部分は14mm
  • 厚みは手前側が3mm、奥側が4.5mm
  • 凹み具合は1mmあるなし

幅と奥行きがコンパクトなので、17mmくらいの挟ピッチなキーボードにも使えるんじゃないかと思います。