久しぶりにキーボードを作ろうと思い、調べていたらKailh choc用のキーキャップを見つけました。Chosfox CFXです。Kailh chocはV2とV2じゃないやつ(V1でいいのかな)がありますが、これはV1用。
AliExpressで買いましたが、遊舎工房さんでも売ってますね(2023/7時点)
ということで自腹レビューです。

キーキャップのセットは3種類あって、上記はAlpha Kitです。31.9ドルでした。
もうひとつがExtra Kitで33.9ドル。シフトキーキャップなどが入ってます。普通のキーボードを作ろうとすると両方必要です。
3つめがErgo Kitでこちらも33.9ドル。1Uのシフトキーキャップや長いブランクキーキャップが入ってます。
それぞれのセットの中身はAliExpressのChosfox Storeと、遊舎工房さんで確認できます。

今回はブランクキーが欲しかったのでAlpha KitとErgo Kitを買いましたが、この組み合わせだとパイプ(縦棒)とチルダが揃わないので注意です。この二つはAlpha Kitに入れておいて欲しかったな。

そうそう、ブランクキーキャップと言えば上の写真の通りAlpha Kitにはブランクキーキャップは入っていませんが、AliExpressのChosfoxストアの写真だと入っているように見えるので注意です。遊舎工房さんの写真の方が正しいです。
(Chosfoxストアの写真は複数あって、ブランクキーキャップが入っていない写真と入っている写真が混在しています)

挟ピッチが可能なChosfox CFX

Chosfox CFXのサイズは16.5mm x 16.5mmだそうです。手元のキーキャップを1mm目盛りの定規で測ってもそんな感じです。
以前から入手可能だったキーキャップと比べると、縦横は小さく、厚みがあります。

Kailh choc v1用に自作したキーボードにハーフ&ハーフで取り付けてみました。左半分が以前からあるキーキャップで、右半分がChosfox CFX。左半分は隙間がなく、右半分は結構隙間あります。
なお、右手の小指の範囲は18.3mmピッチなので隙間が小さいです。

下段のスペースキー辺りのアップ。右側の3つがChosfox CFX。裾が少し高く、背も高くなってます。

左上から斜めに撮影。今度は左側がChosfox CFXです。ちょっと高さが出ますね。

Chosfox CFXは表面の上下というか前後で傾斜がないので、尊師スタイルにピッタリです。中央はくぼんでいて打ちやすい感じがします。アルファベットなど1Uサイズは正方形です。
今回はセットものを買いましたが、遊舎工房さんでいろんなサイズのキーキャップがバラで買えるので、自作に向いてると思います。1Uから2.25Uまでのサイズは遊舎工房さんのサイトが詳しいです。キーの材質や詳しい寸法も遊舎工房さんのサイトに載ってます。

スタビライザー対応は2Uからとなっていて、1.5Uや1.75Uはスタビライザーには対応していません。1.75Uだとスタビライザー使いたいという方は要注意かも知れません。

以前から薄型 & 挟ピッチなキーボードが欲しくて、Kailh choc v1用とv2用のキーボードを作りましたが、Kailh choc v1用のキーキャップは小さいサイズのを見つけられず、不満がありました。Kailh choc v2用だとKeychron K3のキーキャップが小さくて挟ピッチにできるのですが、表面に尻上がりな傾斜が付いていて、尊師スタイルで平らにして使うと、指の引っ掛かりが若干に気になってました。
Chosfox CFXは小さくて傾斜がないので、この点はとても気に入ってます。
これで刻印が控えめで厚みがなければ最高ですが。ないものねだりはやめておきます。